統計学的に独立ということ
以前の独立という記事を削除して再投稿
二つの事象A,Bが独立であるということ
一方の事象が起こるかどうかが、他方の事象の起こる確率に影響しないこと
2つの事象AとBがを満たす場合、事象AとBは統計的に独立である.
このときAとBの余事象も独立である
また
Aの余事象とBの余事象も独立である
条件付き確率
事象A,Bが独立の場合、事象Aと事象Bは互いに影響されないので、
という両式が成立します
例題
2個の大小サイコロを振った場合に、P(A)とP(B)は統計学的に独立か?
事象A(サイコロの和が6)、事象B(大きいサイコロの目が4)の場合
大 <- c(1, 2, 3, 4, 5) 小 <- c(5, 4, 3, 2, 1) xy <- data.frame(大, 小)
したがって事象Aと事象Bは独立ではない
事象A(サイコロの和が7)、事象B(大きいサイコロの目が4)の場合
大 <- c(1, 2, 3, 4, 5, 6) 小 <- c(6, 5, 4, 3, 2, 1) xy <- data.frame(大, 小)
したがって事象Aと事象Bは独立である
ん~なんか不思議な気分ですが…
「統計的独立」当然のことのようにテキストに記載されていることでありますが、
実に意義深く重要なことのように思えます…
もうちっと掘り下げねば…
柳川 堯 , 荒木 由布子; バイオ統計の基礎―医薬統計入門,近代科学社 ,2010,p235